大まかに3つの呼吸パターンがある事をご存じでしょうか?
◎上下の呼吸
これは痛みを呼び起こす呼吸パターンと言われる。
◎左右の呼吸
身体運動に適した呼吸パターン。
◎前後の呼吸
身体をリラックスさせる呼吸パターン。
大雑把に3つの呼吸パターンを書いてみましたが、
この中で、一番よくない呼吸リズムが
上下の呼吸と言われるパターンです。
微細な身体感覚ではあるが、
呼吸運動中にいつも肩が挙がってしまうような
しぐさをしながら呼吸をしている状態です。
これは、姿勢的な方向からお話しすると
円背(猫背)、そして胸郭が閉こんでくることで
腹部圧迫、結果的に内臓の圧迫状態が強いられる。
胃腸の働きは減退し。
表情や血色等がすぐれない様な印象や活力に乏しい。
無気力な印象が伺える。
また、いつもイライラしたような。
交感神経優位な状態に陥ってしまう(感情的な起伏が激しい)
よく言われるストレスホルモンとよ呼ばれる分泌が過剰状態
になります。
よく言われる。
不良姿勢⇒上下呼吸⇒首肩こり⇒交感神経優位⇒精神疲労の
ネガティブな循環形成が出来上がる。
そこで、こんなマイナス環境の上下呼吸を
改善するセルフ整体を一つ紹介したい。
【方法】
①肘掛け椅子に深く座る。
②肘掛けに前腕部を乗せる
③リラックスした姿勢で吸気(息を鼻から吸う)
この時に前腕部は肘掛けに押し付けるようにする。
④吸気が終わったら全身の力を抜いて口から
ゆっくり呼気(息を吐く)
1日1回5分程度行えると良いと思います。
吸気呼気は大体15秒~20秒くらいゆっくり大きく長くできると
理想。ただし、個人差があるので苦しくないくらいの気楽さで
行えることがベストです。
是非、お試しください。